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・塚田side

北山が、息を引き取った。



藤「後のことは頼む､ﾆｺｯ」

琉「パパ」

蒼「行っちゃうの？」



それを見届けた藤ヶ谷は。



藤「もう俺がする事は何もないから、ﾌｯ」

塚「前から、そうするって決めていたみたいだね」

藤「これからは、お前らの時代だ新しい世界をその手で作ってくれ、ﾆｺｯ」

琉・蒼「はい」



それは、凄く満ち足りた笑顔だった。



塚「別れの言葉は言わないよ、ﾌｯ」

藤「塚ちゃん」

塚「俺も、やることが終わったら追い掛けるつもりだし ﾆｺｯ」

藤「待っている」

千「ガヤさん俺も」

藤「あぁ、じゃあな、ﾆｺｯ」



こうして、裏稲荷に若い長が誕生し１つの伝説が産声をあげる事となる。

新しい嫁入り伝説が―

それは、小さな村に越して来た４人の少年たちの物語り。



塚「初めまして塚田僚一と言います今日から世話係りになるんで宜しく、ﾆｺｯ」



ごっち、気づいてた？

俺も河合も一目で君のこと気に入ってしまったんだって事を。



五「やっ、やめろ、やだっ、あっ、あぁ ｸｯ」



ちょっと強引だったかもしれないけど、それから。



宮「姫さま、お目覚めぇ」

玉「ばか宮田、声でかいって驚いちゃってるだろ」



トッツーが来て。



ニ「なぁ、ここに五関って奴いる？それとトッツー、戸塚祥太おいどうなんだよ」



二階堂は初っぱなから暴走し、ｸｽｯ



ニ「いっ、嫌だ、それだけは勘弁してくれ」

横「そうはいかないニカ、お前はもう俺の妻なんだから」



ズブブブッ！



ニ「うっ、あぁーっ、あぁ、あっ、入ってる、俺の尻の中にぃ」



そして…



北「今度こそ太輔のお嫁さんにして欲しい」



北山、千年の長い年月を経て嫁いで来た希望の花嫁。

この４人が物語りを紡ぎ、全ては過去の慟哭を未来への輝きとする為に。