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千「ハッシー!?」

ニ「ちっちゃ」

河「可愛い」

橋「あれ？僕、この人たち知っているよ」

戸「んふふっ」

五「良亮、ﾆｺｯ」

橋「ごっ…ち？」

河「俺もいるぞ」

横「俺もだ､ﾆｺｯ」

塚「これで、みーんな揃った」

ニ「ミツとガヤがまだじゃん」

玉「だからあの２人はいいんだよ」

ニ「んっ？」

玉「それより」

宮「なに？」



改めて向き合う、裕太と宮田。



玉「あの…さ」

千「そういえばお前、あの日のこと」



そこへ健永が割り込み。



宮「あのとき、どーしてもタマが粉々になってしまったなんて俺、信じられなくて一生懸命探したんだ」



そっか、ふっ、やっぱりね。



宮「そしたら見つけてさ」

塚「なにを？」

宮「手、俺の尻尾をギュッと握りしめていた」

玉「宮田…」

戸「それを持って転生の泉へ行ったんだね」

宮「そう」

玉「ありがと」

宮「タマ」

玉「俺、最後の瞬間お前の顔を思い浮かべてた」

宮「えっ」

玉「もう１度、会いたいって ﾌｯ」

宮「タマ」



見つめ合う裕太と宮田…

もう、お前たちは自由だ愛し合いたければ思う存分に愛し合えばいい。



戸「良かったね」

千「うん、うん､ﾋｸｯ」

ニ「うわっ、こいつ泣いてる」

千「だって、だってさ嬉しいじゃんかぁ、うわあぁ」

塚「あらら､ｸｽｯ」

一同「あはははっ」



その数日後、稲荷神社は大勢の人達で賑わっていた。

赤く染まった月の真下で━