千年の花嫁
第4章 2つの種族
横「誰が悪いとかどっちがいけないとかじゃなく、こうなってしまったのは」
時代の流れなんだと、そう俺に言ったその顔は凄く悲しげに見え。
ニ「あの…さ‥」
横「んっ?」
俺は、このとき初めて。
ニ「教えてくれない」
横「なにを?」
こいつの事が知りたいと、心底そう思う。
ニ「どうして、お前ら妖狐が俺たち人間を拐わなければならなくなってしまったのかを」
千「にっ、ニカ」
横「分かった、フッ」
千「ありがと…ううっ‥」
横「ほら俺の眼に狂いはなかったでしょ、ニコッ」
千「うん…ヒクッ、うんうん」
横「お前ならきっと分かってくれる、そう信じていたよ、フッ」
ニ「わったー」
それからだ、その話しを聞き自分の中で何かが変わって行ったのは
ニ「あっ、ああっ」
横「まだ嫌?俺に抱かれるの」
ニ「‥‥っ」
横「そうでもないみたいだね、フッ」
ニ「あっ、わったー、あっあっ、いっ」
横「上に乗って上位で感じまくれニカ」
ヌプッ、ぬちゃ!
ニ「あっあぁーっ、あふっ、わったー、いっ、あっあっあっ、んあぁーっ」
が、同じころ。
戸「ああぁ、やだっ、あぁもっ、ああぁーっ」
“助けて、北山あぁーっ”
トッツーが、その手の中に堕ちていた事を知ったのはそれから再会したとき。
横「ニカ、愛している」
ニ「わったー、わっ」
横「俺を愛して欲しい」
ニ「あっ、あぁーっ」
横「必ず幸せにするから」
ニ「いっ、イクうぅーっ」
俺達は互いに感じ、思ったことを素直に打ち明け合う。
現実を受け止め、前を向き共に歩いて行こうと励まし合い。
それが、今の自分たちに出来る唯一の道だと信じて。
でも、その先に待っていたのは切なくも哀しいまでのこの世界での命の終わり方だった。
妖狐と人間の―
時代の流れなんだと、そう俺に言ったその顔は凄く悲しげに見え。
ニ「あの…さ‥」
横「んっ?」
俺は、このとき初めて。
ニ「教えてくれない」
横「なにを?」
こいつの事が知りたいと、心底そう思う。
ニ「どうして、お前ら妖狐が俺たち人間を拐わなければならなくなってしまったのかを」
千「にっ、ニカ」
横「分かった、フッ」
千「ありがと…ううっ‥」
横「ほら俺の眼に狂いはなかったでしょ、ニコッ」
千「うん…ヒクッ、うんうん」
横「お前ならきっと分かってくれる、そう信じていたよ、フッ」
ニ「わったー」
それからだ、その話しを聞き自分の中で何かが変わって行ったのは
ニ「あっ、ああっ」
横「まだ嫌?俺に抱かれるの」
ニ「‥‥っ」
横「そうでもないみたいだね、フッ」
ニ「あっ、わったー、あっあっ、いっ」
横「上に乗って上位で感じまくれニカ」
ヌプッ、ぬちゃ!
ニ「あっあぁーっ、あふっ、わったー、いっ、あっあっあっ、んあぁーっ」
が、同じころ。
戸「ああぁ、やだっ、あぁもっ、ああぁーっ」
“助けて、北山あぁーっ”
トッツーが、その手の中に堕ちていた事を知ったのはそれから再会したとき。
横「ニカ、愛している」
ニ「わったー、わっ」
横「俺を愛して欲しい」
ニ「あっ、あぁーっ」
横「必ず幸せにするから」
ニ「いっ、イクうぅーっ」
俺達は互いに感じ、思ったことを素直に打ち明け合う。
現実を受け止め、前を向き共に歩いて行こうと励まし合い。
それが、今の自分たちに出来る唯一の道だと信じて。
でも、その先に待っていたのは切なくも哀しいまでのこの世界での命の終わり方だった。
妖狐と人間の―