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千年の花嫁

第4章 2つの種族

・戸塚side

それから、部屋へ戻された俺は布団の上へと寝かされ。



橋「落ち着け落ち着くんだ、きっと上手くいく」



目の前ではハッシーが、何やらブツブツと。



橋「うわっ、めっちゃ心臓がドキドキする」



興奮しながら、服を脱いでいてさ。

やめて、よしてハッシー。



橋「じゃ貰うねトッツー」



でも身体は動かず、逃げることさえ出来きなくて。

あの変な液体のせい?クッ



橋「だいじょうぶ心配しなくてもちゃんと気持ちよくさせてあげるから、ニコッ」



覆い被さって来た、その身体は俺よりもデカく。



戸「やだっ、クッ」

橋「怖くないって、ニコッ」

戸「そうじゃない」

橋「じゃなに?」



どうしよ、こいつは妖狐つまりは野生の動物と同じ。



橋「ねぇトッツー?」



雄が雌と交尾をするように、本能で俺と。



橋「いくよ、いい」

戸「ハッシーっ」



すると、ハッシーは俺の言葉を待たずして着ている着物の紐をほどき始め。



戸「待って待ってったら」



けど身体を思うように動かせない俺は、叫ぶことしか出来ず。



戸「ビクン、あっ」



露わになった肌へ、その手が滑り込み。



戸「んんっ、ダメっ」

橋「すべすべだ、ほら乳首も勃ってきた」

戸「やだっ、やっ、んっ」

橋「しゃぶってもい?」

戸「ダメだってぇー」

橋「可愛い、んふふっ」



もう、こうなったら男は止まらない事くらい自分にだって分かる。

でも―



戸「やっ、あっ、ああっ」



感じたらダメ感じたら、そう思うのに身体は敏感に反応し。



戸「あっあっ、んっ」



否応なしに与えられる快感に、口から漏れる声を堪えることが出来ず。



橋「気持ちいいトッツー?感じてるんだね、ならもっと喜ばせてあげる」



それを聞き、益々興奮したハッシーは。



戸「あぁーダメ、そこやっ、あっあっ、あぁーっ」



とうとうそこへ手を伸ばしてしまったんだ。




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