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千年の花嫁

第4章 2つの種族

あと1日、明日は母さんと2人で久々に村の外へ出かける約束をしている。

遊園地へ行こう、そう言ったら驚いた顔をし俺を見つめ。



母「子供に戻ったみたい」



子供だぜ俺はいくつになっても母さんの、そう言ったのは自分じゃん。

そしたら、嬉しそうに笑って。

ごめんな最大の親不孝もんの息子でさ、こんな事しか思いつかなくてよ。

夜、こっそり俺は母さんの布団の中へ潜り込む。

ふっ、いい匂い。

が、そんな事をしている間にもニカが。

そして、みんなが抜け出せない深みの中へハマり込んでいようとは。

俺は、まだ知るよしもなかったんだ。



河「うっおーまた一段と、ふくらんだなオッパイちゃん」

五「郁人、あっあっ、そんなに、あっ、吸いつかないでくれ」



スブッ、ズボッ!



橋「逃げないでトッツー、ねぇトッツーってばぁ」

戸「やっ、あっあっ、あぁハッシー」



ヌポッ、ヌチャ!



横「ニカ、ほら何が欲しい自分で言ってみな」

ニ「あっあっ、わったーの、あっんっ」

横「俺のなに?」

ニ「そっ、その太いのを、俺の中へ」

横「こう」



ズブブブッ!



ニ「んあぁーっ、これっ、あぁ、これがいっ、ああっ、ひっあっ、もっ、もっと、わったーっ」



同じことが自分の身にも、起ころうとしている事も。

俺は、ただ自分さえそこに行けば皆を返して貰えるかもしれない。

そんなふうにしか、思ってなくて。

実際、行ったらどうなるのかまでは予想すらしていなかったんだ。

だって普通に考えても男が男を抱くだなんて、その気がない限り思いもしないことだし。

けど、その世界は常識では計り知れない場所だった。

男が子供を産むという―




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