千年の花嫁
第2章 甦った伝説
・北山side
稲荷村に越してきて、5年が経つ。
北「ニカ準備はできたか」
二「おう」
母「宏光、分かっているわね?くれぐれも」
ニ「母さん大丈夫だって、そんなに心配しなくても」
母「でも」
ここに来たときは小学生だったニカも今では高校生となり、この春から俺達と同じ学校へ通っている。
北「だいいち稲荷神社は俺らが住んでる場所の裏側だろ駅とは反対方向だから通らないし」
母「えぇ、けど」
ニ「相変わらず過保護だな兄貴には」
母「高嗣」
ニ「高校生っていったら半分は大人の仲間入りをしているようなもんじゃん、いい加減子離れしたら」
母「親にとってはいくつになっても子供は子供、心配するのは当たり前でしょ」
北「はいはい、分かったってば行こうニカ」
母「宏光!」
バタン―
北「ほんと毎日おんなじ事ばっか言って煩いったらありゃしない」
ニ「それだけ大事に思ってくれているって事だろ有り難く思わなくちゃ」
北「偉そうに」
ニ「あははっ」
俺とニカは2つ違い、母さんと今の父さんが互いに子連れ同士で再婚し兄弟となった。
ただし、名字は違う。
稲荷村に越してきて、5年が経つ。
北「ニカ準備はできたか」
二「おう」
母「宏光、分かっているわね?くれぐれも」
ニ「母さん大丈夫だって、そんなに心配しなくても」
母「でも」
ここに来たときは小学生だったニカも今では高校生となり、この春から俺達と同じ学校へ通っている。
北「だいいち稲荷神社は俺らが住んでる場所の裏側だろ駅とは反対方向だから通らないし」
母「えぇ、けど」
ニ「相変わらず過保護だな兄貴には」
母「高嗣」
ニ「高校生っていったら半分は大人の仲間入りをしているようなもんじゃん、いい加減子離れしたら」
母「親にとってはいくつになっても子供は子供、心配するのは当たり前でしょ」
北「はいはい、分かったってば行こうニカ」
母「宏光!」
バタン―
北「ほんと毎日おんなじ事ばっか言って煩いったらありゃしない」
ニ「それだけ大事に思ってくれているって事だろ有り難く思わなくちゃ」
北「偉そうに」
ニ「あははっ」
俺とニカは2つ違い、母さんと今の父さんが互いに子連れ同士で再婚し兄弟となった。
ただし、名字は違う。