千年の花嫁
第5章 真の伝説とは
千「いいことを教えてあげようか」
ニ「はっ?なんだよ」
千「婚儀の時に飲んだやつ、あれはね、ニヤッ」
なっ、マジか!?
千「だから素直になり自分から誘ってみれば?」
ニ「出来るか、そんな事」
千賀が言うに、あれを飲むと毎日しなければ我慢できなくなるらしい。
信じられない、クッ
それが治まるのは女体化し子供が出来たとき、つまり。
逆らっても受け入れてしまうように、初めから仕組まれていたってわけ。
だから、わったーは俺にあんな自信あり気に言っていたんだ。
くっそ、ハメられた気分だ。
千「そんな顔しないの」
が、何故だか千賀は嬉しそうに俺を見つめ意味不明としか言いようがない。
けど夜になると…
ニ「くっ、身体が、ハァハァ」
否応なしに疼き出し、思い出すのは抱かれているときの自分。
それと同時に、心が切なく震え。
ニ「好きじゃねぇよ…好きじゃ‥ちくしょ…なんで‥帰って来ねんだ」
わったーの9本の尻尾、寝るときはいつもそれにくるまっていた。
温かく優しくて、必ずおやすみのキスをしてくれ。
なのにもう2日もして貰ってない、明日は会えるのか?
気づかないうちに芽生えていた恋心。
なぁ何処で誰といるんだよ?
相手の思う壷だと分かっていても、その想い認めてしまったら。
人のことを放っぽらかしにし。
もう、あとは一直線に堕ちて行くだけ。
それでも俺は、自らその腕の中へ飛び込んで行く。
その先に待ち受けるものが何なのか、深く考えることもせず。
気持ちの赴くままに―
ニ「はっ?なんだよ」
千「婚儀の時に飲んだやつ、あれはね、ニヤッ」
なっ、マジか!?
千「だから素直になり自分から誘ってみれば?」
ニ「出来るか、そんな事」
千賀が言うに、あれを飲むと毎日しなければ我慢できなくなるらしい。
信じられない、クッ
それが治まるのは女体化し子供が出来たとき、つまり。
逆らっても受け入れてしまうように、初めから仕組まれていたってわけ。
だから、わったーは俺にあんな自信あり気に言っていたんだ。
くっそ、ハメられた気分だ。
千「そんな顔しないの」
が、何故だか千賀は嬉しそうに俺を見つめ意味不明としか言いようがない。
けど夜になると…
ニ「くっ、身体が、ハァハァ」
否応なしに疼き出し、思い出すのは抱かれているときの自分。
それと同時に、心が切なく震え。
ニ「好きじゃねぇよ…好きじゃ‥ちくしょ…なんで‥帰って来ねんだ」
わったーの9本の尻尾、寝るときはいつもそれにくるまっていた。
温かく優しくて、必ずおやすみのキスをしてくれ。
なのにもう2日もして貰ってない、明日は会えるのか?
気づかないうちに芽生えていた恋心。
なぁ何処で誰といるんだよ?
相手の思う壷だと分かっていても、その想い認めてしまったら。
人のことを放っぽらかしにし。
もう、あとは一直線に堕ちて行くだけ。
それでも俺は、自らその腕の中へ飛び込んで行く。
その先に待ち受けるものが何なのか、深く考えることもせず。
気持ちの赴くままに―