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ニ「わったーは？」

千「ガヤさんのところじゃない、あっなに？ニカったら横尾さんがいなくて寂しいんだろ ｸｽｯ」

ニ「そっ、そんなんじゃねって」

千「ほんとかなぁ？ﾆﾔｯ」



なんでだ？

翌朝、目を覚ましたときには既に傍にはいなかった。

その日、帰って来たのかも分からず俺は眠ってしまい今日は６日目。

でも、やっぱり朝からいないんだ相変わらず千賀は傍にいるのに。



千「心配しなくても、そのうち帰って来るって」



まさか浮気？



ニ「なぁ」

千「んっ？」

ニ「お前らって、一夫多妻制じゃあないよな」

千「なにそれ？」



あっ、分からないんだ。



ニ「その１人の男が複数の奥さんを貰うって事だよ」

千「ふーん、だったら長や副長はあり得るかも」

ニ「そうなの」



って事は、やっぱり。



千「跡継ぎが必要な２人にだけ複数の嫁さんを貰うのが許されているんだ他は１人だけどな」



じゃ、俺って愛人みたいなもん？



千「でも、ガヤさんも横尾さんも一筋タイプだから」



じょ、冗談じゃねって人の身体をこんなふうにしてしまってふざけんじゃね



千「ちょニカ？聞いてる」

ニ「なにが！」

千「ひっ、顔こわっ!?」



あぁーっ、苛々する。



千「こりゃ完璧禁断症状だな、ﾊﾊｯ」



こいつは、わけ分からないことを言っているし。