
BLUE MOON
第4章 スタート
「…待って…涼さ…ん…」
「だから先に寝てなって言ったのに」
今朝だって鳴り響くアラームと格闘していたというのに
「帰りを待っててくれたってことはそういうことでしょ?」
「違…ダメっ…」
また誘うから
「…あっ…んっ…あっ…」
黙らせるために中途半端に脱がせた状態で甘い蜜を堪能した。
目下のところ開発中のその地はもう赤く熟れていて
「…イヤっ…」
味わえば味わうほど甘い蜜を垂らし煽る。
「イヤッ…っあんっ…」
固くなり始めたそこを吸い上げながら指を一本溢れる場所に差し込んでみる。
はじめてキスをした日から感じたこと。
「ほら逃げないの」
それは感度の良さ。
「ココ 桃子が好きなとこ。わかる?」
「…あんっ…ハァッ…」
体のどこにキスを落としても腰をくねらせ背を浮かせ
「可愛い声」
甘い声を響かせてくれる。
「涼さ…もう…もうっ…」
「早いな、もうイきたくなっちゃった?」
これから俺が教えていけばもっともっと甘く体をしならせるはず。
「意地悪…しないで…」
真っ暗な部屋で増やした俺の指を下の口が咥えて締め付ける。
固くなったそこも堪能したまま
「ダメっ…イっ…んあっ…」
すると呆気なくモモは達して華奢な体を震わせていた。
で、ここからが今取り組んでいる最大の課題
ベッドサイドの引き出しから男の責任という四角いそれを1つ取り出して膜を纏わせて
「今日はイけるかな?」
「涼さ…待って…」
力なく俺を拒むモモの脚を引き寄せて
「ダメ。今日こそはイってもらうから」
「…あぁぅ…」
熱を充分に帯びたソレを蜜が溢れるその場所に挿し込む。
…堪らない
根本までしっかりと捩じ込むとモモの体温が膜越しに伝わってくる。
セックスには相性があるのだけど モモとは断トツ。
「…涼さ…」
「痛くない?」
ゆっくりと腰を動かしながらトロリと蕩けたモモの唇にキスをする。
モモは俺の背中に両手を回すと
「どうしよう…ハァッ…昨日よりも…」
「痛い?」
首をフルフルと横に振り
「気持ちいいです」
俺をまた煽りやがった。
「じゃあ、今日は少し違う姿勢で…よっと」
「…キャッ…あンッ…」
胡座をかく俺の体を跨ぐように座らせた。
「しっかり掴まれよ」
さて、今日は少し本気を出しますかね。
