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俺は彼を愛してる

第2章 sort out

僕の家のソファーで目を覚ました
あれ?キッチンに誰か居る?

「花ちゃん おはよう
昨日はゴメンねぇ
コーヒー入れたよ
後 洗顔借りたよぉ」

ボサボサをまとめただけの頭で
ノーメイクの鈴夏から
コーヒーを受け取った

「ありがとう シャワーは?
Tシャツ出したげるよ
ズボンは大き過ぎるかな?」

「ううん ありがとう
服シワシワだし
軽くメークして
始発動き出したら帰るよ」

そう言って早速メイクしだす
鈴夏を見ながら

数時間前の出来事を
思い出していた

どうやって
帰って来たんだっけ

いやいや
そんなことより

逆光でよく見えなかったけど
あれはツー君よねぇ
どうしてあんなこと

ぇえ~っと あのキスは
なんだったんだ?
からかったのかしら?

仕事帰りに行ったから
スーツ着てたのに

鈴夏と居たせいで
オネー出まくってたし
気持ち悪がられた?

嫌がらせ?
そんな人じゃ無いわよ

ツー君ってゲイなのかしら?
そうだとすると…


 

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