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俺は彼を愛してる

第6章 peace

「うん そこの栄え東店に移動になって
バテバテの上
週末接待なんて ありえないわよ
花ちゃん 前から優しいから
断り切れない所があるのよ
お姉さんとしては 心配よぉ
花ちゃんって本当にいい子なのよぉ
私の大学の後輩なんだけど
天才イケメンオネーって
大学では有名人
女友達はいっぱい居たし
玉砕覚悟で告白する女の子は沢山居たわ
でも 育ちが良いって言うか
気が利くし お茶目で可愛いし
誠実だからモテるのに
男達は逆恨みして
勝手に劣等感バリバリで
あからさまに花ちゃんを 避けてたわ
しかも 中高生の頃は賭けや罰ゲームで
男の子から告白されたりキスされたり
人を信用出来ない!
なんて事ばかりだったみたいだしぃ
だから ツー君と付き合い出したって
聞いて 嬉しかったの!
でもツー君がゲイだったのは
ちょっとショックだったけど
うぅ~ん 二人ともカッコイイから
逆に萌えるぅ フフフッ」

女って よく喋る…

俺も女のはずなんだけどなぁ
理解出来ない

「あ... 俺 女だから
ゲイじゃないけど」

「え"ぇ~?!」

とにかく 今日は接待って
連絡がつかない理由が分かって
ホッとした


 

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