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突撃せよ

第2章 目覚めちゃたかも!?





弟に欲情しながらも、なんとか朝を迎え戦い抜くことができた。







誰が…想像できますか…?

実のお兄ちゃんが、リアルでガチなホモだったという事実に…


リビングに降りて行くと、お兄ちゃんと翔さんが仲良く朝食を作っていた。




「拓海くん、お邪魔してます」

「あっ…!おはよー…ございます」




翔さん…
あのまま泊まっていたんだね。

つい無意識に、翔さんのほうに目がいちゃう。

やけにスキンシップが激しいと思ってたら、二人はそういう関係で…









「拓海、浩太起こしてきてくれる?」

「うん…わかった…」





両親が旅行中で不在の今…お兄ちゃんが僕らの親代わりだ。




朝が弱い浩太は寝起きが悪い。

…んでもって、非常に機嫌が悪いのだ。

部屋に入った瞬間、またしても真っ白な太股が視界に飛び込んでくる。

同じ顔に、似たような体型。

自分に欲情してるみたいで、何とも言えない気持ちになってくる。




「こいつ…僕を誘ってるのか…」




僕は無意識に浩太の太股を、さわさわと触っていた。




「なにしてんだよ…っ」

「ぁ…えっと…これには…ふかい…わけがあって…」

「変態っっ!!!」




その後…

浩太は口さえも、まともに聞いてくれなくなった。

何が悲しいかって、浩太に変態という刻印を押されてしまったことだ…




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