
オキナグサ
第7章 取り付けとお泊り
「何回でも泊まりに来るし、俺の家にもたくさん来ていいよ?」
「ほんと?」
「ほんと」
「ほんとに?」
何回も確認してくるのも可愛い
やばいな
さっきから可愛いしか言えてない
「ほんと。約束する?」
「ん、する」
指切りなんていつぶりかな
「ゆーびきったっ」
小指を絡ませてする約束事を終えると、またご機嫌に朝陽さんは笑ってて
離れた俺の手を捕まえてちゅ、ちゅ、とキスを落としていた
あ
なにそれ
だめだよそんなことしたら
「朝陽さん? これ、何してるの?」
「んぁ……だ、め……」
気づけば、朝陽さんは立てた膝をもどかしそうに擦り合わせている
今のどこに発情したんだろう
こんなに可愛かったのに、ここだけこんなエッチでどうしたんだ
「だめ?」
「も、きょうはした、から……」
「1日1回までなの?」
「だっ……て……こわ……い……」
あんまり敏感になると怖くなっちゃうタイプなのかな?
あーこれは
だめだ
俺のいたずら心が疼きに疼きまくってる
理性のない相手に、なんて普通はダメだよね
でもなんか
我慢できない
そもそも今日挿れて貰えなかったのにさぁ
