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オキナグサ

第7章 取り付けとお泊り


でも恋人の家にお泊りって言ったら当然期待するでしょ
まぁ、もう1回はシたんだけど


甘えたら許してもらえないかなぁ?


俺は膝から起こした朝陽さんを抱き締めて、朝陽さんの胸に擦り寄るように頬をつけた


「……っ、ひじり、く……っん」
「朝陽さん、だめ? おねがい」


頭撫でられた

迷ってる感じがあるぞ

もうひとおし


「俺、朝陽さんのこと好きだから、触りたい。どうしてもだめ?」
「……すき? おれの、こと」


好きって単語に反応した
可愛い


「うん、好きだよ。もっともっと触りたいってそう思ってる」


あーーくそ、もう
シャワ浣してきて生でしよっかな

あんだけゴムもローションもないからってやめたのに
もう我慢できない

けど人んちで……っていうのは流石に


いや、もう
いいや

出す時トイレに行けばいいんでしょ?
やってやる


「朝陽さん、ちょっと待ってて?」
「……え……っ」


なにその顔
心細いのかな?

舌は入れないからキスだけさせてね


「……ん」
「じゃ、10分もかからないから」
「あ……、待っ……」


それだけ伝えて、俺は朝陽さんちのお風呂に駆け込んだ

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