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オキナグサ

第3章 素敵なホテル


顔がまた赤くなった
前回のことを思い出してるのかな

わっかりやすい


前と違って鞄とかをその辺に放り投げないでハンガーに掛けたりソファセットに置いたりしてるんだけど

もしかして
それも恥ずかしいのを隠すための行動だったりして

ワイシャツとスラックスだけになったアサヒさんにそっと近寄って、後ろから肩に顎を乗せるように擦り寄った


「ひっ……!? なんだ!?」


お化けに会ったみたいな驚き方
ショックだなー


「お風呂、行こっか」
「さ、先に……」
「だ、ぁ、め。今回は俺へのお礼なんでしょ? 言う通りにするべきじゃない?」


お礼なんていらない、と言ってたくせにどんな理論だと思わなくもないけど

いいのいいの

言いくるめたら勝ちだから


「……っ」
「さ、行こっか」


そのまま後ろから抱き締めつつ移動すると、アサヒさんはゆっくり足を動かした


「脱がさせて」


ワイシャツのボタンを全部外して
スラックスのベルトとボタンを外して

まず先にスラックスだけ下に落とす


「……っ」


前がはだけて乳首が見えそうで見えない感じ
でもパンツは丸出しで
靴下も履いたまま


中途半端な格好になったアサヒさんを見て、舌舐めずりしそう

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