オキナグサ
第3章 素敵なホテル
「これ、が……ミホさんの……」
触るんだ
あんまり抵抗ないのかな?
ていうか
「眠いんでしょ」
「……ん……」
前回も思ったけど、出すと体力持ってかれちゃうタイプなのかな?
「俺はもう1回シャワー浴びてくるけど、どうする?」
「……いい、寝る」
いいけどさ
ゴムの処理ぐらい自分でやってよ
また俺このベタベタな身体拭いて寝かせなきゃいけないの?
いいけどさ
「ちゃんと、寝……」
「はいはい、ちゃんと寝るから。言いながら意識飛ばすぐらいなら話さなきゃいいのに、もう」
「……お、やすみ……」
「おやすみ」
なんか面白い人だなぁ
「先にタオルお湯で鳴らしてくるか」
あ
今思い出したけどアサヒさんベタベタなの顔もじゃん
「はー……手間のかかる……こんなに体力なくて女の人と今まで出来たのかな」
女の人とシてすぐ寝ちゃったとか、相手をめちゃめちゃ怒らせるよくある失敗談じゃない?
顔を拭いてる時は心地好さそうに力を抜いて
下半身を拭いてる時はピクピク反応する
そんなアサヒさんを楽しみながら綺麗にして、自分もシャワーを浴びてからすぐに横に滑り込んだ