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オキナグサ

第4章 告白


あの後、また置き手紙と共に朝姿を消していたアサヒさんとは連絡を取ってない


けどまぁ、正直セフレとも思ってなかったし
残念って感じはしない

いや、あの大量射精が見れないのはちょっと残念かもだけど


「いらっしゃーい。あら、ミホちゃん久し振り」
「久しぶり、ママ」


今日はサイトの人にいい感じの人がいなくて、バーに相手を探しにきた


「最近ご無沙汰だったじゃないの〜」


久し振りに会うと、なかなかキャラの濃いオカマは見てるだけでちょっと安心感さえあるな


「ごめん。サイトばっかり頼ってた」
「ミホちゃん探して来るお客だっているのよ〜? また顔だして頂戴」
「ん、じゃーまた暫く通おっかなぁ」


あの人久しぶりに会ったな
あ、手振ってくれた

あっちの人もだ
久しぶりに会ったのに、嬉しい


「ほら、皆だってミホちゃん待ってたじゃないの」
「ごめんって」


これは他のバーでも同じこと言われそうだなぁ


「何か飲む?」
「んー、さっぱりしたカクテルとか飲みたい」
「はぁい」


ニコニコしながらカクテルを作り出したママをカウンターで眺めてると、隣に人が座る


「よ、ミホ久しぶり」

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