完璧な駄犬と憂鬱な秘書
第2章 完璧な別れと憂鬱な出会い
私は、金髪男性に彼に言えなかったこと…
言ってやりたかったこと…
我慢していたこと…
愛していたこと――――…を…
ぶちまけた
酷い言葉を選んで――――…罵って…
見下して…
泣き出す金髪男性の頭を撫でながら…
「死ね――――クソ野郎」
と、捨て台詞まで吐いて――――…
その日――――…金髪男性に送られてアパートに帰り
そのまま――――…一夜を共にした…
男性は…罵られながら…勃起する異常性癖の持主だったが…
鍛えられた身体は私の理想そのものだった…