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完璧な駄犬と憂鬱な秘書

第8章 完璧な誕生日と憂鬱なプレゼント


「///ジン?――――…私は…まだ、心の準備が出来ていないんです…

///は…恥ずかしいから…一緒は…無理です!」




私は、曽根に背を向け――――…恥ずかしいから“無理です”と、素直に断る――――…


たぶん…寂しそうな顔をしているのだろうと…チラッと曽根を見ると…




私の足元で…目をキラキラと輝かせて照れている曽根がいた――――…



「///ライカァ~!ライカァ…ほ、本当に可愛いです!本当に可愛い!
ライカのツンデレで……私の興奮はMAXです!私はなんて幸せ者なんでしょう!」





――――は?



意味が分かりません…“ツンデレ”?いやいや、違う気がするが――――…



曽根が嬉しそうでホッとする…いずれ、時間が解決してくれるとは思うが…今はまだ、恥ずかしさが勝るのだから、理解して欲しい



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