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完璧な駄犬と憂鬱な秘書

第8章 完璧な誕生日と憂鬱なプレゼント


曽根は、理解したらしく…首輪と鎖を外すと…部屋の浴室へと消えていった


私はその間に夕食の片付けを済ませる――――…


そんなに大変ではなかったが…ペットもいないのに餌用の皿を洗っているのは何だか変な気分だった!



だが、その皿を見ると嬉しそうにこの皿で食事をする曽根が可愛かったと思えてしまうのだから…


私もとうとう…あちら側の人間なのかな?と、思ってしまう






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