完璧な駄犬と憂鬱な秘書
第8章 完璧な誕生日と憂鬱なプレゼント
その後…シャワーを浴びて寝室に行くと…
曽根は床に正座して私を待っていた
「グスン…グスン…ライカァ~…ライカァ~…グスン…グスン…」
しかも、泣きながら………
「泣くほど寂しかったんですか?ジン」
「ハッ!ライカァ!」
曽根は私の姿を見ると泣き顔を上げて笑った!
「///ライカァ!…待ってたよ?ちゃんと待ってたよ、待ってたよ~!」
曽根は涙を拭いながら私の足元にすり寄る
私はそんな曽根の頭を撫でる――――…
ふわふわの曽根の髪が指に絡むと…何だか指の股がくすぐられてこちょがしい…
「ん?ライカ?」
「///ジンの髪――――…気持ちいいですね」