完璧な駄犬と憂鬱な秘書
第8章 完璧な誕生日と憂鬱なプレゼント
「ライカァ!本当に――――ごめんなさい!」
今――――…お馬鹿なダメ犬にお仕置きちゅうです!
曽根は私の中に豪快に中出しした罰として…一週間財前さんを秘書につかせている
財前さんは秘書としても優秀な方だった…
本来は、曽根の御実家で雇われている執事なのだとか――――…
なるほど…お世話係…だ…
しかし、本業が執事の人――――…始めて見た
「もう、無理です――――…ライカァ…本当にごめんなさい!我慢出来なくごめんなさい!ね?もう、無理です、財前と仕事をしたくないです!!」
財前さんは、臨時の秘書として期間限定で曽根についてもらい、私はその間…秘書課の雑務をこなした!
慌ただしい人事のおかげで雑務が滞っていると、実周室長がなげいていたからだ!
財前さんの事は室長もご存じだったらしく、一週間の秘書交換を快く快諾してくれた!