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完璧な駄犬と憂鬱な秘書

第8章 完璧な誕生日と憂鬱なプレゼント


曽根はこの調子で一週間…大丈夫だろうか…



に、しても財前さん――――…曽根にどんな意地悪してるんだか?



「神谷さん、本当に助かるよ…秘書課は今、人手不足でテンテコマイだったんだ!」



「いえ、秘書課の雑務がたまってしまった原因は私にもありますし――――…」




春日さんも、暇をみてやってくれていたみたいだが…会長の秘書は意外に忙しい見たいで最近は秘書課に顔を出せていないらしい!



私は――――…曽根が私の側を離れないのが悪いだけで…


合間をみて秘書課の仕事もしたいのである!


「それにしても――――…実周室長が財前さんとお知り合いで助かりました!」





「あ…ぁぁ…財前とは大学一緒だったんだよ…ハハハ」



なんだろう…大学時代…財前さんと何かあったのだろうか…



気になるが…プライベートを聞くわけにも行かないし…黙っておくことにした…


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