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完璧な駄犬と憂鬱な秘書

第10章 完璧なライバルと憂鬱なご主人様


そうと決まれば…


曽根の行動は早かった――――…

今日の予定が軽めだと知るやいやなコッソリそのホテルに視察に行きたいと言い出した…


「///ビジネスマン風にして一泊してみないと!」



「…意味がわかりません、じゃあ、社長だけで予約した方がいいですね!」



「え!?――――…いや…ライカと一緒に…」



「はあ?!なんで私も?」



私は私でやることが沢山あるのに?何故に曽根についていかないといけないのだ?



私は、曽根を睨み付け「チッ」と、舌打ちをした



「///はぅっ!ライカァ……///その目…大好きです」



――――…だから…引きますって…


曽根は私の”行きませんよ“と、言う舌打ちに背中をゾクゾクさせながら喜び――――…



「///ま、待ってますよ――――…ライカ」



「…だから、行かないって…」



曽根の甘える目が私をロックオンするが…



ガン無視である



曽根はそのガン無視にも興奮していた――――…







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