完璧な駄犬と憂鬱な秘書
第10章 完璧なライバルと憂鬱なご主人様
会社を出て――――…曽根の位置を確認…
何故に…私のスマホで曽根の位置が分かるかと言うと…
曽根が勝手に自分の位置が確認出来るGPSアプリを私のスマホに入れたのだ…
「これで…私の自由を束縛してくたさい!」
――――…との事だ…
若干引きながらも…消さずに今こうやって活用してしまう…私も私である
「あ…ホテルの周りにいた…」
私は急いでタクシーを捕まえ、曽根のウロウロしている場所まで急いだ!
その間も――――…曽根はちょこまかと動き…周りの情報を集めている?
私も、そのホテルの周辺の移動手段やタクシーの運転手からホテルの評判や利用者等の情報をゲット!
地方からの出張ビジネスマンの利用が多いホテルらしい