好きにさせて
第10章 好きにさせて
わずかに開いた足
時折微かにうごめく腰
浴衣を着たまま
立ち尽くし
俺の指を濡らす茜は
いつもより
妖艶で
よだれが出そうや
キス以外の愛撫もほとんどせず
茜に指を入れたことは
初めてで
それはそれで萌えるし
茜の嫌がる場所を
指の腹で何度も擦り上げると
茜が感じようとして
少し膝を曲げたり
恥骨の角度を変えるのが
たまらなく興奮する
「立ったままやと
いかれへんか?」
俺は
なかなかイケそうにない茜に
そう声をかけ
茜の小さいパンツを
一気に下ろすと
すぐそばにあった椅子に
茜を座らせた
「な…なに?」
戸惑う茜の足を開かせ
膝の間に膝まづくと
俺は茜の頰を優しく撫でながら
呟いた
「俺の好きにさせてな」
分かってる
ずるい言い方や
茜が
断れんような言い方を
わざとやってる
もしそれが
茜を追い詰めてたとしても
今の俺は
そうしとうて
たまらんかったんや
足を開いたままの
茜の腰を引っ張り
浴衣をめくりあげて
秘部を舐めると
茜は「あっ…」と声を上げて
俺から視線を逸らした
けど
「やめて」とは
言わへん茜のわれめを
両手で開き
俺は小さな蕾を
いつもより焦れったいくらい
優しく舐め
そして
茜の中を指でしごきはじめた
「ぁ……ぁっ…ぁ…」
茜の中は
めっちゃ熱うて
内もももヒクつかせてるし
すぐにでもいきそうで
俺は
茜の弱いところを
執拗に攻め続けた
「いく時言えよ」
「…っあ……んっ…っ…
尚……いきそう…
あ、あ、そこ…
ぁ…っ…尚っ
いっ…く……ぁっ」
「茜…えぇ子やな」
小さな声で
いくことを教えてくれた茜は
俺の指を締め付けたまま
痙攣を続けていた