好きにさせて
第10章 好きにさせて
「だから
気にしないで
させて欲しいの
私は
尚の恋人じゃないけど」
ほな
恋人になってくれや
俺の女に
なってくれ
こんなに
好きなんやから…
俺は
茜の手を取り
ゆっくりと立たせて
布団の上まで歩き
自分の浴衣を脱ぎ捨ててから
茜の浴衣の紐に手を掛けると
茜は俺を手伝うようにして
紐を解き
俺に抱きついた
「好きな相手に
されたいことも
したいことも
…やろか…茜」
「…うん」
茜の肩から浴衣を落とし
ブラを外して
腕から抜くと
俺と茜は
唾液が漏れるほどのキスをして
布団に横たわった
そして
俺が仰向けになると
茜は何も言わないまま
俺を跨り
また
俺を咥えた
「ぁぁ……気持ちえぇ…」
そして俺は
まだいってない
茜の小さなな蕾に
舌を這わせながら
茜の柔らかな尻を撫で回すと
「んっ……んんっ…」
茜は
声にならない声で
喘ぎはじめた
好きな相手を
気持ちよくさせたい
好きな相手に
触られたい
好きな相手に
舐めてもらいたい
その思いのまま
俺たちは
触り合い…舐め合い
部屋が
熱い吐息で充満したころ
茜は
俺の腹の上で
大きく痙攣した