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腐男子仲間から恋人へ

第2章 ~同室生活~

「はあッ!!」

「いてッ…。」

男性が、ナイフを突き出すと同時にそのナイフを蹴り上げる護君。

ナイフは、そのまま地面に落ちる。

すかさず、護君は男性の懐に飛び込むと拳を構える。

「はあッ!!」

「ぐおッ!!」

腹に思いっきりパンチを食らい、苦痛のあまり男の子を抱えていた手が緩む。

「きみ、今のうちにソイツから離れろ!!」

「うん…!」

男の子は、男性から離れると母親の元に走った。

「ママぁ~!!(泣)」

「隼ッ…。」

親子2人で、泣きながら抱きしめ合う。

「てめえ、よくも邪魔してくれやがったなッ!!」

男性は、怒りながらヤケになって護君に掴みかかろうとした。

「大人しくするんだ!!」

「ぐわあッ…。」

しかし、1人の警官に一本背負いをされて逮捕となる。

その後、警官2人は護君にお礼を言ってから、男性達をパトカーに乗せて連行した。

「あの、息子を助けて頂き本当にありがとうございました…。」

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