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腐男子仲間から恋人へ

第2章 ~同室生活~

護君が手に持ってるBL本は、鬼畜ドS×淫乱ドMビッチの本かぁ~。

◇腐乱商店街◇

「まだ少し早いけど、そろそろ戻ろっか?」

「はい♪」

僕と護君は、寮へ戻り始めた。

◇腐乱寮1階・玄関広間◇

「やあ、2人共
ちょうど、良いタイミングで帰って来てくれたよ」

腐乱寮に戻ると、寮長が嬉しそうに僕と護君の前に来る。

「寮長、どうしたんすか?」

護君が聞くと、寮長は困った表情をしながら口を開く。

「実は、護君にお願いがあるんだよ
2人共、ちょっと裏庭まで着いて来て」

「「?」」

僕達は互いの顔を見合わせたあと、腐乱寮を出て行く寮長を追いかけた。

◇腐乱寮の裏庭・物置小屋の前◇

寮長に着いて来た僕と護君は、腐乱寮の裏庭にある物置小屋の前に着く。

「実は最近、物置小屋のドアが開きにくくなっててね
今日、とうとう開かなくなってしまったんだよ」

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