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腐男子仲間から恋人へ

第2章 ~同室生活~

「いやっ、変な意味じゃなくて…実は、可愛いモノも好きで…。
ヌイグルミとか、抱き締めたくなっちゃうんすよ…。」

確かに、ヌイグルミで可愛さによったら抱き締めたくなるよね。

「寝る時とかも、ヌイグルミ抱いて寝る場合もあるんすよ
それくらい好きで…。」

男子で、可愛いモノ好きな人初めて見たなぁ~。

でも、僕ってそんなに可愛いのか?

「明人先輩も可愛いし、抱き心地も良かったし何かヌイグルミもそうだけど、抱き締めてると安心するんです…。」

「そうなんだ
別に時々じゃなくても、抱き締めたい時に抱き締めてくれて良いよ」

「えっ、良いんすか!?」

護君の目が、キラキラと輝く。

「うん、なんなら抱きしめながら寝てくれて良いよ(笑)
ただし、強く抱き締められると苦しいから加減してね」

「はい、ありがとうございます!」

満面の笑顔でお礼を言う護君に、再び抱き締められる僕。

もし、護君もゲイだったらなって淡い期待を抱く。

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