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腐男子仲間から恋人へ

第4章 ~明人の危機と迫る変質者~

◇京橋レストランの前◇

「明人さん、今日はありがとうございました」

お辞儀をして、僕にお礼を言う壮馬君。

「それに、会えて良かったです」

「僕もだよ」

「それじゃあ、お兄ちゃん
次は、新居で会おうね~!」

僕は、照実と壮馬君と別れてアメニイト京橋店へ向かった。

◇アメニイト京橋店◇

「おぉ~!
好きな作家さんの新刊が出てる」

今回は、高校生モノで褐色男子×小動物男子か。

「壮馬君と照実なら、壮馬×照実かな」

そんな事を思いながら、BL本の新刊を持ってレジへ向かい、会計を済ませて店を出る。

その日の夜。

今日、僕の分の引越しの片付けが終了した事。

京橋レストランで、照実と壮馬君の3人で5000円券を使って、一緒に昼飯を食べた事をメールに送った。

さらに数日後の、8月の初日。

新居へ引越しの前日と、僕の17歳の誕生日が訪れる。

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