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俺は、腐乱寮を出てＪＲ腐乱駅に向かう。

◇道中◇

「確か、明人先輩が駅に着く時間帯はもうすぐの筈…。」

さっきの、寮長から変質者の話を聞いて、明人先輩の事が心配になった。

「一応、メール送っとくか」

途中で立ち止まり、先輩にメールで変質者の件を伝えて、駅まで迎えに行く内容を送る。

◇ＪＲ腐乱駅前◇

－明人視点－

「それじゃあ、お義父さんとお母さんと照実
また、来週ね」

駅前に着き、車から降りた僕は３人にお別れを言う。

「おう、またな明人」

「今日、プレゼントした物は明人の部屋に置いとくわね」

「お兄ちゃん、またね～♪」

お義父さん達を乗せた車が発進して、ＪＲ腐乱駅前から離れた。

「さてと、帰ろうっと」

僕は、腐乱寮へ向かって歩き出す。

◇道中◇

「そういえば、今は何時だろう？」

途中、立ち止まってスマホを取り出して、時間を確認した。