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腐男子仲間から恋人へ

第2章 ~同室生活~

「わかりました」

「日暮君、犬飼君のことよろしくね」

そう言うと、寮長は廊下を歩いて行った。

「とりあえず、靴を脱いで部屋に入って」

「はい!」

僕は、犬飼君に部屋の説明をする前に、寮長にどこまで説明受けたか聞く事にする。

「犬飼君
寮長から、どこまで説明してもらってる?」

「寮の開門時間、寮への門限、寮内の各階の部屋の説明、食堂での朝飯と昼飯と夕飯の各時間、寮の銭湯の各学年各組の風呂時間っすね」

じゃあ、あとは部屋の中の説明だけって事か。

「えっと、靴を脱いで上がって数歩歩いた左横の壁のドアがトイレね
で、右横の壁が脱衣場でさらに奥のドアが浴室になってるよ」

「へえー、部屋と寮内の両方に風呂があるんすねー」

少し驚く犬飼君。

「うん
みんなで入るのが嫌な人、あまり裸を見られたくない人、皮膚関係のために大浴場に入れない人とかのためだよ」

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