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腐男子仲間から恋人へ

第4章 ~明人の危機と迫る変質者~

「さてと、純潔な処女を頂く前にもう1段階の変身でもするか」

すると、男子処女仮面は背負ってたリュックを下ろして、中から別の衣装を取り出す。

取り出した衣装を一旦、床に置いてポーズを取る。

「全ての男子の純潔なる処女達よ!
我に処女なるパワーを!!」

台詞に合わせて、次々にポーズを変える男子処女仮面。

「処女フォルムパワー!!
スーパーエヴォリューション!!」

その台詞の直後、男子処女仮面はこの場で着替え始める。

「……。」

こんな状況であれだが、やっぱり変身バンクはないんだな…。

「……。」

着替えてる隙に、突き飛ばすなり突撃するなりして逃げる事も出来そうだけど…。

正直、さっきまでずっと逃げ続けてたせいで、まだ完全に体力は回復していない…。

多分、逃げてもすぐに追いかけて捕まるだろう…。

「待たせたな」

新しい衣装に着替え終わり、そのままポーズを取る男子処女仮面。

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