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腐男子仲間から恋人へ

第4章 ~明人の危機と迫る変質者~

「お前みたいな変態に、先輩の処女を奪われるわけにはいかない!
自分の名の下に、明人先輩は俺が必ず護って見せる!」

「フッ、良いだろう
ならば、この者の純潔なる処女を賭けて僕と勝負だ!」

スーパー男子処女仮面は、護君に拳を突き出す。

「はあ!」

対する護君も、スーパー男子処女仮面に拳を突き出す。

「ぐッ」

拳と拳のぶつかり合いは、護君の方が上みたいだ。

「処女拳(しょじょけん)が駄目なら…!
処女蹴り(しょじょキック)!!」

「せいあッ!」

「ぐあッ…!」

スーパー男子処女仮面の回し蹴りと、護君の回し蹴りがぶつかるが結果は護君の方が上だった。

「くそッ、僕の攻撃が通用しないだと…!?」

「当たり前だ
俺は、ガキの頃からずっと空手を続けてるんだからな
少し空手をかじってるようだが、お前に勝目はない」

そういえば、スーパー男子処女仮面の構えも空手だったな。

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