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腐男子仲間から恋人へ

第5章 ~エピローグ~

気持ちを全部伝え終わり、残るは護君の返事のみ。

「明人先輩」

護君は真剣な表情で、僕の名前を口にするとすぐに笑顔になる。

「こんな、俺でも良ければよろしくお願いします♪」

「えっ、良いの!?」

護君のOKの返事が信じられず、僕はもう一度だけ確認した。

「はい♪
俺も、先輩の事が好きなので」

そう言い、僕の目の前に来る護君。

「俺もゲイなんすよ」

「そうなの?」

「はい
俺の場合、初めて会った時から明人先輩には、一目惚れだったんすよ」

「そうだったんだ…。」

とにかく、断られなくて良かったと安心する。

「初対面の時、先輩の事はタイプだったのでラッキーって思ってたんです
おまけに、腐男子ってのもあってさらに嬉しかったんすよ」

護君は、僕を抱き締める。

「本当は時期を見て、俺から告白するつもりだったんすけどね(苦笑)」

「何か、ゴメンね」

「あはは、別に大丈夫ですよ♪」

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