テキストサイズ

元カレとヨリを戻したのは夫が浮気をしていたせいじゃなくて

第2章 夫への想いを残したまま好きになってしまった人♡範子SIDE♡

「そんな夜もありますよね。では本條さんの
お言葉に甘えさせて頂きます」


夫との約束……守らなきゃ。


『こういう商売はお客様に深入りしては
いけないんだよ』


夫の言葉を肝に命じなきゃ。


本條さんが座るカウンター席の
隣に座るとビールを注いでくれた。


「乾杯。酢の物とても美味しかったです」

「ぁッ……ぁりがとうございます……」


グラスを交わした。


近距離で見れば見るほど
うっとり見とれてしまうほどの
イケメンだった。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ