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元カレとヨリを戻したのは夫が浮気をしていたせいじゃなくて

第8章 深夜の恋人♡範子SIDE♡

深夜1時を回った頃
やっと山さんが帰ってくれた。


「本條さん、ごめんなさいね。
山さんに付き合わせてしまって。
結構な量を飲まされていましたね」


ビールから始まり焼酎、日本酒と
二人で酌み交わしていた。


「楽しい酒でしたよ。じゃ、僕もそろそろ」

「ぇッ……帰られるんですか?」


本條さんはカウンター席から
スッと立ち上がる。


私は慌ててカウンター席に回った。

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