桜花楼の恋
第14章 新しい仲間
・千賀side
ガヤさんが、戻って来たとたん郭の中はパァーッと明るくなり嬉しくなった俺達は。
千「ニカ、雪合戦しよう」
ニ「おう」
橋「ハッシーも」
五「元気だなぁ、お前ら」
千「宏光」
北「やだ寒いもん」
藤「自分たちだけで勝手にやれば、クスッ」
2人とも若さがなーい、アハッ
ニ「千賀、行くぞ」
千「どっからでもかかって来い」
シュッ、バシッ!
千「うえぇーっ、冷てぇ」
ニ「あははっ、髪の毛まっ白じゃん」
橋「隙あり、シュッ」
ニ「やったなハッシー」
橋「きゃはははっ」
でも、きっと一時的なことなんだ。
戸「なんか子供の頃に還った気がするね、んふふっ」
河「団子でも作ってるのかトッツー?」
戸「雪だるまだよ、ゆ・き・だ・る・ま」
河「ちっちぇーもっと大きいのを作れよ」
戸「どのくらい?」
河「そうだなぁ」
誰もが、心の中で思いつつ。
五「塚ちゃんは何を作っているの?」
塚「雪って言ったら、かまくらに決まってるでしょ」
五「これが?」
塚「他になんに見えるわけさ」
五「落とし穴かと思った」
塚「へっ?」
口には出さないまま。
ニ「待て、千賀あぁーっ」
千「鬼さんこちら、アハハッ」
ダダダッ、俺らはただ無邪気にハシャぎ回っていたんだ。
が、そのとき。
「楽しそうだな俺も仲間に入れてくれない」
とつぜん声がし振り向くと。
ニ「あっ」
ニカがボーッと突っ立って見つめる先に、笑みを浮かべ佇んでいる1人の侍がいてさ。
「また会ったね、ニコッ」
えっ、このひと誰?
ガヤさんが、戻って来たとたん郭の中はパァーッと明るくなり嬉しくなった俺達は。
千「ニカ、雪合戦しよう」
ニ「おう」
橋「ハッシーも」
五「元気だなぁ、お前ら」
千「宏光」
北「やだ寒いもん」
藤「自分たちだけで勝手にやれば、クスッ」
2人とも若さがなーい、アハッ
ニ「千賀、行くぞ」
千「どっからでもかかって来い」
シュッ、バシッ!
千「うえぇーっ、冷てぇ」
ニ「あははっ、髪の毛まっ白じゃん」
橋「隙あり、シュッ」
ニ「やったなハッシー」
橋「きゃはははっ」
でも、きっと一時的なことなんだ。
戸「なんか子供の頃に還った気がするね、んふふっ」
河「団子でも作ってるのかトッツー?」
戸「雪だるまだよ、ゆ・き・だ・る・ま」
河「ちっちぇーもっと大きいのを作れよ」
戸「どのくらい?」
河「そうだなぁ」
誰もが、心の中で思いつつ。
五「塚ちゃんは何を作っているの?」
塚「雪って言ったら、かまくらに決まってるでしょ」
五「これが?」
塚「他になんに見えるわけさ」
五「落とし穴かと思った」
塚「へっ?」
口には出さないまま。
ニ「待て、千賀あぁーっ」
千「鬼さんこちら、アハハッ」
ダダダッ、俺らはただ無邪気にハシャぎ回っていたんだ。
が、そのとき。
「楽しそうだな俺も仲間に入れてくれない」
とつぜん声がし振り向くと。
ニ「あっ」
ニカがボーッと突っ立って見つめる先に、笑みを浮かべ佇んでいる1人の侍がいてさ。
「また会ったね、ニコッ」
えっ、このひと誰?