桜花楼の恋
第14章 新しい仲間
ニ「カァーッ」
つうか、どうして顔を赤くしているんだよ?ニカ。
そこへ━
河「おい、どこまで行く気だ怒られても知らないぞ」
河合の若旦那が、俺らの後を追っかけて来たんだけど。
「よっ、フッ」
その姿を見た瞬間!
河「なっ、なんで?」
侍「なかなかお呼びが掛からないから痺れを切らし自分から来た クスッ」
河「あぁ…どうも‥ハハッ」
侍「で、何処にいるんだ?その北山っていう男娼は」
宏光に会いに来たってわけ。
河「あちゃーまだ何も段取りしてないや」
どういうこと?
侍「構わないから取り合えず会わせてくれない、フッ」
河「んじゃあ」
俺たちは、意味が分からないまま2人の後をついて行く
そして━
「太輔、おまえ何をやっているんだよ」
驚くべき、その正体を知る事となるんだ。
北「おまえ誰?」
焦った顔をするガヤさんとは逆に、冷静な口調で聞いた宏光の問いに。
「加賀、前田家城主の嫡子 和也 ニコッ」
かっ、加賀って確か。
「ここでは姓を亀梨とでも名乗らせてもらおうかな」
あの有名な。
ニ「嘘…そん‥な!?」
それを聞き、ニカの身体がガクガクと震え出す。
五「前田利家を祖先に持つ加賀の若君!?」
塚「石高(こくだか)は百万石以上とも言われている」
亀「ふっ」
ガヤさんと出会わなければ、いや宏光が桜花楼に来なかったら。
絶対に、関わることなんてなかっただろう大名という位の連中。
それが、こうして俺たちの前へ姿を現し思いもかけない方向へ向かって行くことになろうとは。
まだ、予想だにしていなかったこの日の夜。
ニ「ううっ…くっ‥ヒクッ」
俺の部屋で、ニカは声を押し殺し泣いていた。
あまりにも切ない初めての恋に、どうしていいのか分からず。
つうか、どうして顔を赤くしているんだよ?ニカ。
そこへ━
河「おい、どこまで行く気だ怒られても知らないぞ」
河合の若旦那が、俺らの後を追っかけて来たんだけど。
「よっ、フッ」
その姿を見た瞬間!
河「なっ、なんで?」
侍「なかなかお呼びが掛からないから痺れを切らし自分から来た クスッ」
河「あぁ…どうも‥ハハッ」
侍「で、何処にいるんだ?その北山っていう男娼は」
宏光に会いに来たってわけ。
河「あちゃーまだ何も段取りしてないや」
どういうこと?
侍「構わないから取り合えず会わせてくれない、フッ」
河「んじゃあ」
俺たちは、意味が分からないまま2人の後をついて行く
そして━
「太輔、おまえ何をやっているんだよ」
驚くべき、その正体を知る事となるんだ。
北「おまえ誰?」
焦った顔をするガヤさんとは逆に、冷静な口調で聞いた宏光の問いに。
「加賀、前田家城主の嫡子 和也 ニコッ」
かっ、加賀って確か。
「ここでは姓を亀梨とでも名乗らせてもらおうかな」
あの有名な。
ニ「嘘…そん‥な!?」
それを聞き、ニカの身体がガクガクと震え出す。
五「前田利家を祖先に持つ加賀の若君!?」
塚「石高(こくだか)は百万石以上とも言われている」
亀「ふっ」
ガヤさんと出会わなければ、いや宏光が桜花楼に来なかったら。
絶対に、関わることなんてなかっただろう大名という位の連中。
それが、こうして俺たちの前へ姿を現し思いもかけない方向へ向かって行くことになろうとは。
まだ、予想だにしていなかったこの日の夜。
ニ「ううっ…くっ‥ヒクッ」
俺の部屋で、ニカは声を押し殺し泣いていた。
あまりにも切ない初めての恋に、どうしていいのか分からず。