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桜花楼の恋

第20章 粋な計らい

横「裕太、よく顔を見せてくれ」

玉「んふふっ」

横「いい眼をしている」



チュッ!



玉「んんっ、あっ、わた」

横「裕太」

玉「ああっ、んっ」



成長しちゃって、おまえ。



玉「いっ、あっ、いいっ」

横「ご褒美いっぱいやるから、いやってほど沢山」

玉「ちょうだい、わたのを俺に、ハァハァハァ」

横「思う存分味わえばいいさ、これはお前だけのもの」



ズブブッ!



玉「うっあぁ、俺の、俺のわた」



裕太、クッ



玉「あぁ、いっ、もっと、あっあぁーっ」



ジュブ、ジュブ、ぐちゅ、ぐちゅ!



玉「はああっ、ひっあっ、んーいっ、そこ、いぃ」



もうすぐ夜が明ける。



玉「わた、わたーイッちゃうぅ」



パンパンパン!

太輔・ミツ、俺と裕太、郁人、トッツー・塚ちゃん。



玉「はっあっ、来る、熱いのが、あぁーっ」



五関・ハッシー健永に宮田、亮太・屋良、丸に翔・桜花楼の旦那。

加賀の若君・ニカ、福ちゃん、雄大、松崎・越岡・江田

番頭、女衒の源太、加賀の忍び5人衆、ミツの弟・龍也と瑞希。

宮田一座と、宮田の父と母。



玉「…っ、ハァハァハァ‥いっぱい俺の中…わたので‥いっ…ぱい‥ニコッ」



加賀の殿、その家来衆たち。



横「裕太、ふっ、チュッ」

玉「んんっ」



みんなが待っていた明日が、もうすぐ近くまで来ているんだ。

それが叶ったとき、きっと俺達は大切なものを得ることが出来るだろう。

2人を通し、培って来た目には見えない宝物を決して銭では買うことが出来ない。

“愛という絆”

それがあったからこそ今日までやってこれた、その事を忘れてはならない。

二度と、心の中の希望を無くさない為にも。




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