桜花楼の恋
第23章 1つの出会い
・戸塚side
江戸へ戻った俺達は、いつもと変わらぬ日々を送っていた。
橋「トッツー」
戸「ハッシー、ニコッ」
小山「どうもぉ、河合ちゃんいる?」
河「小山、またハッシーと遊び回っているのか」
小山「子守だって、こ・も・り、ニカッ」
河「よく言うわ、クスッ」
小山慶一郎 、五関の店で働いている。
小山「しっかし驚いたなぁ」
河「んっ?何が」
小山「塚ちゃんだよ」
河「あぁーふっ」
とはいってもハッシーが来てからは殆ど一緒に行動しているらしい、クスッ
小山「まさか残っちゃうとはね」
河「なに?寂しいの」
小山「俺よりも、あいつが」
塚ちゃんが尾張に残ったことを聞いた松崎は。
松崎「師匠、早く戻って来て下さーい」
何故だか毎日、河原で叫んでいるとのことだった。
福「若旦那さま文が届きました」
と、その言葉に全員が飛びつく、それは尾張からの文。
辰「なんて書いてあるんです?」
橋「早く教えてったら」
届けてくれたのは、隠れ忍びであの屋良さんの所にいる。
つまり塚ちゃんが残った理由は、これだったってわけで。
河「そう慌てるな」
ずっとはいれない俺達へ向こうの状況を知らせる為…
河「どれどれ」
何より北山のことが気がかりだった事もあり、自らそうしてくれてさ。
河「‥‥っ」
戸「河合?」
小山「どうした?」
河「小山、五関にも伝えてくれ宏光が」
いよいよ始まったんだね。
それを聞き、その場にいた全員の顔が曇ったのは言うまでもない。
福「町娘…ですか‥」
今頃、辛い思いをしているに決まっている。
辰「相手が誰であろうと同じです」
小山「武家の娘よりはマシなんじゃない」
辰「それでも、クッ」
橋「宏光、かわいそ…クッ」
戸「大丈夫だってハッシー、あいつはそんな柔な奴じゃないから」
河「あぁ乗り越えるさ絶対」
俺達は信じている、次に会った時お互い笑顔で再会を喜び合えることを
遠くにいても心は1つ、そうだろ北山?どんな時でも思っているから負けないで。
俺達みんなで…
こうして月日は過ぎて行き次に文が届いたのは一月先、藤ヶ谷自身からだった。
江戸へ戻った俺達は、いつもと変わらぬ日々を送っていた。
橋「トッツー」
戸「ハッシー、ニコッ」
小山「どうもぉ、河合ちゃんいる?」
河「小山、またハッシーと遊び回っているのか」
小山「子守だって、こ・も・り、ニカッ」
河「よく言うわ、クスッ」
小山慶一郎 、五関の店で働いている。
小山「しっかし驚いたなぁ」
河「んっ?何が」
小山「塚ちゃんだよ」
河「あぁーふっ」
とはいってもハッシーが来てからは殆ど一緒に行動しているらしい、クスッ
小山「まさか残っちゃうとはね」
河「なに?寂しいの」
小山「俺よりも、あいつが」
塚ちゃんが尾張に残ったことを聞いた松崎は。
松崎「師匠、早く戻って来て下さーい」
何故だか毎日、河原で叫んでいるとのことだった。
福「若旦那さま文が届きました」
と、その言葉に全員が飛びつく、それは尾張からの文。
辰「なんて書いてあるんです?」
橋「早く教えてったら」
届けてくれたのは、隠れ忍びであの屋良さんの所にいる。
つまり塚ちゃんが残った理由は、これだったってわけで。
河「そう慌てるな」
ずっとはいれない俺達へ向こうの状況を知らせる為…
河「どれどれ」
何より北山のことが気がかりだった事もあり、自らそうしてくれてさ。
河「‥‥っ」
戸「河合?」
小山「どうした?」
河「小山、五関にも伝えてくれ宏光が」
いよいよ始まったんだね。
それを聞き、その場にいた全員の顔が曇ったのは言うまでもない。
福「町娘…ですか‥」
今頃、辛い思いをしているに決まっている。
辰「相手が誰であろうと同じです」
小山「武家の娘よりはマシなんじゃない」
辰「それでも、クッ」
橋「宏光、かわいそ…クッ」
戸「大丈夫だってハッシー、あいつはそんな柔な奴じゃないから」
河「あぁ乗り越えるさ絶対」
俺達は信じている、次に会った時お互い笑顔で再会を喜び合えることを
遠くにいても心は1つ、そうだろ北山?どんな時でも思っているから負けないで。
俺達みんなで…
こうして月日は過ぎて行き次に文が届いたのは一月先、藤ヶ谷自身からだった。