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桜花楼の恋

第29章 番外編→第14章中での話しになります

・千賀side

ハッシーがいない、俺達は慌てて捜し回った。



藤「いたか北山?」

北「いや、いったい何処へ行ってしまったんだろ」

五「まさかとは思うけど」

河「なに五関?」

五「昨日、塚ちゃんが落とし穴みたいなのを作っててさ」

戸「その中へ落ちちゃったとか言うんじゃないよね」

千「だとしたら大変じゃん」

ニ「行ってみよう」



そしたら━



橋「塚ちゃん、それなぁーに?」

塚「ダンベルっていうんだって凄いよなぁ」

橋「へぇ」



雪の上に座り込み、話をしている2人の姿が見え。



五「良亮」

戸「塚ちゃん」

河「何やってたんだ2人とも」



良かったぁ、見つかって。



藤「つうか何それ?」

塚「持ってみる?ニコッ」

藤「ぁ…あぁ‥ズシン、うわっち」

北「どうした藤ヶ谷」

藤「半端なく重い、クッ」

千「俺にも貸して」

藤「無理だって健永には」

千「いいからいいから」



ヒョイ!



千「んっ?」

北「ぁ…‥」

藤「マジっ!?」

河「きゃははっ、これって太輔より健永のほうが力があるって事だよな」

北「ちっ、情けね負けてやんの」

藤「きっ、北山」



やった、ガヤさんに勝った。

が、それから暫くし何故だか郭内で次々と物がなくなるようになり。



戸「おっかしいなぁ」

河「どうした?」

戸「ここにあった箱を知らない?」

河「さぁ」



桜花楼の七不思議は、まだまだ続く。




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