桜花楼の恋
第5章 広がる不安
・北山side
目を覚ましたら藤ヶ谷はいなくて、あいつ何処へ行ったんで?
男「宏光めし持って来てやったぞ」
食いもんは頼んでくれていたらしいが、てか今なんどき?
男「もう、とうに昼は過ぎている随分とよく寝ていたじゃないか昨日は激しかったのか」
うっせぇわ。
北「はぁ」
戸「北山、起きた?」
北「んっ?あぁ」
戸「良かったらこっちへ来ない?五関や塚ちゃんもいるし」
北「おう」
食い終わると、トッツーが丸障子から顔を出し俺はその誘いに応じる。
河「来たな、フッ」
五「じゃ本題と行こうか?」
が、なんの話しをしていたんで?
塚「俺が思うに藤ヶ谷は、いいとこの若様だな」
北「はっ?」
五「あのな塚ちゃん」
河「そんなのみんな分かっているんだよ問題なのは何処の若様かって事だろ」
塚「あれ俺なんか見当違いのこと言った?」
戸「かなり」
なんなんだ?いったい。
戸「あのね北山、これからのことを考えたら藤ヶ谷が何処の若様か知っといた方がいいと思うんだ」
北「いいわ別に」
河「よくねぇ」
北「‥‥っ」
五「お前は認めていないだろうけど今のあいつのやり方だとイロと同じ扱いになる」
北「んなっ、俺は」
塚「男には惚れない、だろ」
北「まぁ」
戸「けど藤ヶ谷はそうじゃない、それはもう分かっているよね?」
北「‥‥‥」
そりゃ、そこまで俺も鈍くはないし。
目を覚ましたら藤ヶ谷はいなくて、あいつ何処へ行ったんで?
男「宏光めし持って来てやったぞ」
食いもんは頼んでくれていたらしいが、てか今なんどき?
男「もう、とうに昼は過ぎている随分とよく寝ていたじゃないか昨日は激しかったのか」
うっせぇわ。
北「はぁ」
戸「北山、起きた?」
北「んっ?あぁ」
戸「良かったらこっちへ来ない?五関や塚ちゃんもいるし」
北「おう」
食い終わると、トッツーが丸障子から顔を出し俺はその誘いに応じる。
河「来たな、フッ」
五「じゃ本題と行こうか?」
が、なんの話しをしていたんで?
塚「俺が思うに藤ヶ谷は、いいとこの若様だな」
北「はっ?」
五「あのな塚ちゃん」
河「そんなのみんな分かっているんだよ問題なのは何処の若様かって事だろ」
塚「あれ俺なんか見当違いのこと言った?」
戸「かなり」
なんなんだ?いったい。
戸「あのね北山、これからのことを考えたら藤ヶ谷が何処の若様か知っといた方がいいと思うんだ」
北「いいわ別に」
河「よくねぇ」
北「‥‥っ」
五「お前は認めていないだろうけど今のあいつのやり方だとイロと同じ扱いになる」
北「んなっ、俺は」
塚「男には惚れない、だろ」
北「まぁ」
戸「けど藤ヶ谷はそうじゃない、それはもう分かっているよね?」
北「‥‥‥」
そりゃ、そこまで俺も鈍くはないし。