
蜜蜂オヤジ。
第13章 時差のむこう側。
しかし!
薫はなんてやつだ!
桜さんが一人で
夫のいない家を守ってい?というのに
愚痴しか溢さないとは…
桜さんから
今朝のことを聞いた俺は
わが息子のしたことながら
一家の主としては
あまりに情けない!と憤慨した
桜さんにしてみれば
俺が桜さんの予想を超えて
『あいつはけしからん!』と
憤ったもので
逆に俺を落ち着かせるように
こう言った…
『まあ、でと…私の旦那様でもあるし…。ねっ?お父さん、機嫌直してください。ねっ?』
そう微笑んで
私にキスを求めてきてくれた…
触れ合うような
優しいキス…。
ああ!
なんて薫の嫁は可愛いんじゃ!
こんな頑固ジジイの機嫌を
キスひとつでもとにもどすんだから…
こんな淑女と小悪魔の両面をもつ
桜さんを泣かせたら
俺が許さんぞ…!
とそう思った俺は…
あることを思い付いた…
『桜さん、ちょっと薫をこらしめてやろう…グフフフフッ…』
その時の俺の笑い声が
桜さんはたいそう面白かったようで
お腹を抱えて笑っていた…。
薫はなんてやつだ!
桜さんが一人で
夫のいない家を守ってい?というのに
愚痴しか溢さないとは…
桜さんから
今朝のことを聞いた俺は
わが息子のしたことながら
一家の主としては
あまりに情けない!と憤慨した
桜さんにしてみれば
俺が桜さんの予想を超えて
『あいつはけしからん!』と
憤ったもので
逆に俺を落ち着かせるように
こう言った…
『まあ、でと…私の旦那様でもあるし…。ねっ?お父さん、機嫌直してください。ねっ?』
そう微笑んで
私にキスを求めてきてくれた…
触れ合うような
優しいキス…。
ああ!
なんて薫の嫁は可愛いんじゃ!
こんな頑固ジジイの機嫌を
キスひとつでもとにもどすんだから…
こんな淑女と小悪魔の両面をもつ
桜さんを泣かせたら
俺が許さんぞ…!
とそう思った俺は…
あることを思い付いた…
『桜さん、ちょっと薫をこらしめてやろう…グフフフフッ…』
その時の俺の笑い声が
桜さんはたいそう面白かったようで
お腹を抱えて笑っていた…。
