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蜜蜂オヤジ。

第6章 背徳感はクセになる。

よかった!

帰ってきてくれた!!


大作の帰宅した声を聞いて
テルの頭を赤ちゃんだっこしながら
洗っていた桜はホッとした。

昼間
大作のことを想像して
ついしてしまった
イケナイ一人遊び…。

桜は大作の帰りが遅いことを
はしたない
想像をした自分にバチが当り
もう大作が戻ってこないんではないかと
夕暮れの寂しさも手伝い
そんなふうに感じていたからだった。


大作が自分を気遣い
平謝りな感じで帰ってきてくれたことも
桜を幸せにした。


よし!
今夜は帰納みたいな感じにはならないように
気をつけてお背中を
流して差上げようかな…!

桜はそう心に誓った。

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