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蜜蜂オヤジ。

第8章 直飲み。

カケルを送り出して

テルに離乳食を食べさせる桜さん…


ところがまだ完全に
離乳食に慣れていないテルは
たまに可愛い口を
真一文字に結んで
イヤイヤ!って首をふったり…
なかなか思うようにいかない…。



『はぁ… …困っちゃうなぁ… あ!お父さん…ごめんなさい。やっぱり、このこ今日はオッパイほしいみたいです…』と
テルをあきれた顔で眺めて
桜さんは

『ちょっと失礼しますぅ…』と

俺に背を向けて
テルに授乳をしはじめた



……ドキン!

俺は一瞬
昨夜の風呂場で見てしまった
桜さんの乳首を思い出してしまった…


そんな俺の動揺を意に介さずに
桜さんは
こちらに背を向けて
テルにオッパイを与えはじめた。


テルは桜さんに抱かれながら
すごくリラックスをして
オッパイを飲んでいることが
桜さんの背中越しにちらりと見える
テルの手足の動きから
察することができた…。


『テルぅ~、やっぱりママのオッパイはおいちいでちゅかぁ~?』
と俺は
テルに喋りかけた…



『ホント… テルはオッパイっこで困っちゃやいます。カケルはこの時期にはすんなりとオッパイ卒業できていたんですよぉ…』
と桜さん


『そういえば、もしかしてテルは薫に似てるんかもしれんなぁ… 確か志帆もなかなか薫の乳離れが進まないって、そういえば言っていた気がするよ…』
と桜さんに俺は
そんな思い出を話した。

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