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蜜蜂オヤジ。

第11章 抑えていた感情。

その夜…。


桜は
次の日にはカケルの小学校があるので
カケルとテルを連れて
先に家に帰っていった。

大作は
忍と先に戻っているであろう
柚と大が待つ自宅へと戻った。



すると…
玄関脇から覗くことができる
縁側に寂しげに
ちょんと座り込んでいる
柚が見えた…。


『あ…ただいま…。』
そう言葉をかけつつ
大作は
玄関に入らずに
玄関脇から庭に入り
縁側に座る柚の隣に腰を掛けた。


すでに
忍は大を寝かせつけたまま
自分も一緒に寝てしまったらしい。

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