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こんなとこじゃイヤ!

第2章 忘れられない



想像しただけで、下半身が疼いて熱が帯びていく…


電車から降りてもなかなか熱は収まってはくれなくて、駅前のトイレに自然と足が向かった。


俺は此処で犯されたのだ――


誰もいないこと確認して、個室のトイレに入り込む。


とにかく、はやくこの熱を解放したかった。




「はぅ…ッ…」




便座に腰を降ろして、

下着ごとズボンを脱げば、勢いよく飛びだした欲望は透明な液を滲ませながら天高くうえを向けていた。

あの人の指の動きを想像しながら、勃ちあがった欲望を包み込む。




「あッ…はぁっ…ンっ…」




欲情した熱い眼差しも、息づく甘い吐息も鮮明に思い浮かんで。


今すぐにでも、


イきそうになる………


快感を追うように、懸命に欲望を上下に擦りあげた。


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