こんなとこじゃイヤ!
第1章 最悪な出会い
ちょっとでも気を抜いたら声が漏れてしまいそうで、必死に唇を噛み締める。
そんな俺なんか無視して、這いずりまわる手。
袋ごと柔んわりと揉まれながら、指先が先端の割れ目を刺激した。
「…ぁんっ、…ンンっ、…やぁっ…」
ヤバいくらいに気もちいい…
男の手の動きは巧みで、今にも爆発してしまいそうだった。
人で埋もれる満員電車で、こんなとこで射精でもしたらシャレにもならない。
「もうグチャグチャだね…」
男の言うとおり、ベニスの先端は透明な汁でグッショリと濡れていた。
しかも、腹につくほど反り返る俺の分身に愕然とする。